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lical - 驟る秒針、雨宙に君は (quicken the clock, you in rain) كلمات أغنية

深夜の退屈、濡れて漂う六月の土砂降りの雨を窓越しに
無垢な顔をした君が「嫌いじゃない」って笑っている。
薄暗がりの中コンタクトを外したら曇った眼が見えなくなって、
雨がすっかり泣き止んだら何もなかったみたいな朝がくる。

無為に願った夜、どれだけ近付いても
肌に触れても意味がないのに。
君の興味も関心も、好意も、手に入れたいと思っていたの。
ハッピーエンドの終末。嘘はいらないのに。
君の心臓が脈を打つ音、沈んでゆくのを聞きながら
このまま溶けて消え去りたいな。

ナイフで触れても変われないなら、
届かないようなオーロラになりたかった。
ねぇ雨は、雨は、雨は、僕を純潔にしてはくれない。

深遠な思想、濡れて漂う六月の土砂降りの雨を窓越しに
特別みたいな顔して君は透明な言葉を吐き散らした。
君の悪い癖、痛くて少し心地良い。
「寂しいね。」って呟いて噛み付いて、
ああ、そうだ。そうやって僕は何時間だって居られたんだ。
追いかけた音楽、傷つけ合って寄り添って存在しているこの世界は、
ああ、もう、誰も同じでつまらないな。馬鹿みたいだ。
夢現の朝、六畳半から抜け出して君は宇宙の果てを見に行った。
もう此処には帰ってこないね。
きっと此処には一生戻れない。
ーー君は星の屑だ。

時間が君を攫ってゆく。
もう僕は逃げ出したいのに
何かに突き動かされて叫んでる。
共鳴したい。
何度も捨てたあの音楽。
君はもう忘れたの？

- lical

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